逃げのびた先で 後記

幻水5発売15周年、おめでとうございます!
時の流れって早いですね。

今年はただお祝いの言葉を呟くだけではなく、作品をあげたい。前々から考えていたことを実現出来て良かったです。
お祝いのためのSSなら、もっと明るめの話にするべきだったのでは?
と、完成してから気付きましたが後悔はしていません。何よりも自分が書きたい話を書くんだとの欲を優先しました。このような感じで、ホモ抜きの作品も少しずつ書いていけたらなと思います。ゲオカイ作品より頻度は少なめになりますが、こっちの方も量産したい
私はとにかく幻水5が大好きです。その熱量を今後も形にする。何にせよ自己満足には変わりませんが、これからも自分なりにこの作品を推していきたい。

今作はゲオルグとリオンちゃんが、実はこんな会話をしていたんじゃないか。そんな一つの妄想を形にしてみました。
あのバッドエンドについての解釈も盛り込んでみたりと、私にしては珍しく真面目に考え込んだ話になりました。
王子は心の何処かで、バロウズ家と分かり合えると信じていたかもしれない。王になるとの話に乗ったのも、自分が誰かの役に立てるならとの考えがあったからなど、あっちのルートを選んだ王子の心境を考えてみました。彼は優し過ぎる。レルカー防衛戦でもザハークがその手の話をしていたし!
リオンちゃんも自分の出身を明かした後は、王子の役に立とうと心身を削ると強く誓ったと思います。それをいち早く悟ったゲオルグが彼女に、こんな話をしていたかもしれない。私にしては、とても健全な妄想だと思います。とにかく、色んな妄想がしたい。こっちの方も少しずつ形にしていく気でいます。

15周年という節目に作品をあげられて良かった。来年以降もこの調子で続けていきたいです。